男性が育休をとる理由とは、はたして必要なのだろうか?

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「自分は男だから、育休をとるにはそれなりの理由がないといけない」。
そう思ってしまいますよね。

しかし、考えても理由が出てこない。
そもそも、育休をとるのに理由が必要なのか?と悩みはじめました。

おまけの『4コマ漫画』

「なぜ男性で育休をとるの?」
by ほくろぐ
「う〜ん」
by ほくろぐ
「う〜〜ん」
by ほくろぐ
「とりたいからです」
by ほくろぐ

男性が育休を取得するのに、理由はいらない!

男性が育休をとるのに、理由なんていりません。
なぜなら、男性が育休をとらないといけない理由がないからです。

もちろん、考えればそれらしい理由をあげることはできます。
たとえば、
・嫁さんの負担をやわらげるため
・祖父母が遠方に住んでいるため
・会社で男性の育休取得実績をつくるため
・女性の社会進出のため
というように。

しかし、どれも自分が育休をとらないといけない絶対の理由にはなりません

先ほどの例であれば、
・時短勤務
・ベビーシッターさんを頼む
といったように、育休をとらなくても解決する方法がありますから。
社会的な理由も、自分である必要はないですしね。

自分の気持ちじゃなく、世間体を気にした理由になっている

そして、これらの理由の問題は、自分の気持ちではなく周りのことを考えたものなんです。
自分が、育休をとりたい理由ではありません。
「理由」ではなく、「言い訳」のような気がします。
わたしはこれが気になりました。
どうしても、モヤモヤした気持ちが消えなかったんです。
結局、会社には、「とりたいからとる」だけで突撃しました。

特に理由もなく「育休をとりたい」と言うのはとても勇気がいります
わたしも会社で上司や人事担当者に話すときは、緊張で脇汗がビッショリでした。
それでも、問題なく1年間の育休をとれました。

まとめ

もう一度考えてみてください。
はたして、男性が育休をとるのに「理由」が必要でしょうか。
だとすると、ほとんどのパパは育休がとれなくなります。
それでは、なんのために育児休業制度があるのかわかりません。

男性だろうと、育休をとりたいからとる。
それでいいじゃないですか。
必要なのは「理由」ではなく、「勇気」です。

【追伸】
育休をとるのに必要な「育児休業申出書」があるのですが、そもそも、「理由」を記載するところがありません
「理由」がなくてもいいんです。

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