テナーサックスの運指表を覚えるのは難しい?

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サックスというと音楽未経験者には難しそうなイメージですよね。

わたしも趣味でテナーサックスをはじめるまでは難しい楽器だと思っていました。

ところがテナーサックスの運指(どこを押さえたらどの音が出るのかという指使いのこと)というのは両手の指を使って決まったキイ(指で押さえるパーツ)を押さえるだけです。

運指の種類は全部で45パターンしかありません。

さらに同じ音でも複数の運指があるものを1つにすると、33パターンになります。

おまけに1オクターブ上(音の高さが倍の音)の音を出すのにオクターブ・キイというキイを足すだけの運指も1つにすると、21パターンにまで減らすことができます。

そもそも1つの曲を演奏するのにすべてのキイを使うわけではありません。

一般的にテナーサックスの指使いはリコーダーと同じようなものだから簡単と言われていますが、まさにその通りで覚える運指の数だけでいうとサックスの指使いも思っていたほど難しくはありませんでした。

ちなみにサックスもキイを押さえることで、キイに連動したサックス本体の穴が押さえられることで音が変わる仕組みになっています。

ハイテクになったリコーダーという感じですね。

もしもテナーサックスを吹くのは難しいのではないかと思ってはじめることを躊躇している人がいれば、ぜひ1度実物を吹いてみてください。

楽器屋さんにもよりますが、だいたいお願いすれば試し吹きさせてもらえます。

音の出し方とドレミファソラシドの8パターンの運指さえ教えてもらえば、オクターブ・キイを足すだけで16パターンの音を出すことができます。

それだけでもう立派なサックス吹きです。

わたしも楽器屋さんで試し吹きさせてもらって意外と簡単そうだと感じて、テナーサックスを趣味としてはじめることに自信がもてました。

楽器屋さんで試し吹きするのは恥ずかしいとは思いますが、サックスをはじめようかお悩みの方にはぜひ試し吹きをおすすめします。

追伸 音楽フェスみたいなところで色んな楽器の体験会のようなものをやってもらえると、楽器をはじめる人が増えて楽しそうです。

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