わたしが初めてテナーサックスで音を出したのは楽器屋さんでテナーサックスの試奏をさせてもらったときのことです。
その時は、
① マウスピースとリード、リガチャーを組み立てただけの状態
↓
② ①にネックを付け足した状態
↓
③ ②本体を付け足した状態(完成形)
の順番でそれぞれ音出しの練習をかねて試奏させてもらえました。
(試奏は平日の空いている時間帯を狙っていくことをおすすめします)
その場でマウスピースのくわえ方(アンブシュア)を教えてもらい、自分で息の入れ方を2〜3回試行錯誤しただけで①〜③それぞれで音が出せました。
それまではテナーサックスというと楽器自体も大きいので音を出すのは難しそうなイメージでしたが、初めてでも音を出すだけなら簡単なものでした。
趣味で始めるにはテナーサックスは難しいかなと思っていましたがそんなことはなく、音を出して楽しむだけなら初めての楽器としてもおすすめです。
楽器本体は大きいのでそれに負けないだけの体格は必要ですが。。
あまりに小さい子どもには重たすぎて身体に悪そうです。
楽器屋さんで試奏した10分程度で「ドレミファソラシド」が吹けるようになったので、それだけで感動しました。
これだけで簡単な曲なら吹けます。
テナーサックスで音を出すだけなら簡単です。
ただし音を出せるのときれいな音を出せるのは別なので、自分の理想とする好きな音を探究していくのがテナーサックスを趣味として始める醍醐味です。
趣味でテナーサックスを始めるときの壁は、音を出す難しさではなく、楽器本体を買うためのお金だけです。。
こればっかりは頑張って貯金するしかありません。
もしも難しそうだという理由でテナーサックスを始めることを躊躇しているのであれば、音を出すだけなら何も難しくないと自信を持って言えます。
どこかで機会があれば勇気を出してまずは実際に吹いてみましょう。
追伸 楽器未経験の人間にとって楽器屋さんでの試奏のプレッシャーといったらありません。
ただ、わたしの行った楽器屋さんでは、サックスの音が大きいからか、小さな個室の防音室で試奏させてもらえたので他の人に聴かれる恥ずかしさはありませんでした。
もしも試奏してみたい人は店内に防音室があるかこっそりチェックすることをおすすめします。